【医師監修レベル】中性脂肪を下げる薬3選!副作用は?EPA製剤とサプリの違いまで徹底解説

中性脂肪を下げる薬

「健康診断の結果を見せた医師から『そろそろ薬を飲みましょうか』と言われてしまった…」
「一度飲み始めたら、一生やめられないんじゃないかと不安」

中性脂肪の数値が改善しない時、最終手段として提案されるのが「薬物療法」です。
しかし、薬には必ず「効果」「副作用」の両面があります。

何も知らずに服用を始めるのと、納得して選ぶのとでは、治療への向き合い方が大きく変わります。

この記事では、国内のSEOコンテンツストラテジストとしての知見に基づき、以下の内容を分かりやすく解説します。

  • 病院で処方される「3つの主要な薬」と副作用
  • なぜ「EPA製剤」が注目されているのか?
  • 薬を飲む前に「食事と運動」でできること

薬はあくまで「サポーター」です。
主役であるあなたが、自分の体をコントロールするための正しい知識を持ち帰りましょう。

目次

薬は「最終手段」。まずは食事と運動から

まず大前提として、中性脂肪が高いからといって、いきなり薬が出されるわけではありません。
中性脂肪は、食事や運動の影響をダイレクトに受ける数値だからです。

STEP 1:生活習慣の改善(食事・運動)

まずは3〜6ヶ月程度、食事(糖質・脂質制限)や有酸素運動を行い、数値の変化を見ます。

STEP 2:薬物療法の検討

生活習慣を変えても数値が下がらない、あるいは数値が極端に高い(500mg/dL以上など)場合に初めて薬が検討されます。

薬を飲むことになっても、基本となる食事療法と運動療法は継続する必要があります。
「薬を飲んでいるから好きに食べてもいい」というわけではないことを覚えておきましょう。

中性脂肪を下げる「主な3つの薬」と副作用

現在、病院で処方される中性脂肪治療薬は、主に以下の3タイプに分類されます。
それぞれの特徴と注意点をまとめました。

薬の種類効果(低下率)特徴と副作用
フィブラート系製剤高い
(20〜40%)
【特徴】
肝臓での合成を抑え、分解を促進する強力な薬。
【副作用】
肝機能障害、消化器症状など。腎臓が悪い人には使いにくい場合があります。
ニコチン酸製剤非常に高い
(25〜50%)
【特徴】
中性脂肪だけでなく、コレステロールも下げる。
【副作用】
顔のほてり、赤み(紅潮)、かゆみが出やすいのが難点です。
EPA製剤
(イコサペント酸エチル)
中程度
(15〜20%)
【特徴】
魚油由来の成分。血液をサラサラにする効果も。
【副作用】
比較的少ないが、出血しやすくなることがある(血が固まりにくくなるため)。

1. フィブラート系製剤

中性脂肪を下げる力が強く、糖尿病を合併している患者さんにもよく処方されます。
肝臓で中性脂肪が作られるのをブロックし、さらに分解を早める働きがあります。

2. ニコチン酸製剤

中性脂肪とコレステロールの両方を下げる効果が高い薬です。
しかし、血管を拡張させる作用があるため、顔が真っ赤になったり、熱くなったりする(ホットフラッシュのような)副作用が出ることがあり、合う・合わないが分かれやすい薬です。

3. EPA製剤(ここが重要!)

イワシやサバなどの「青魚」に含まれるサラサラ成分(EPA)を高純度に精製したお薬です。
「薬というよりは食品に近い」ため、体への負担が比較的少なく、自然な働きかけを好む方に処方されることが多いです。

中性脂肪を下げるだけでなく、血小板が固まるのを防いで「血栓(けっせん)」を予防する効果もあるため、動脈硬化が進んでいる人には一石二鳥の選択肢となります。

「EPA」は薬と食品のハイブリッド

上記の3つの中で、唯一「食品成分」そのものであるのがEPA製剤です。
これは、食品にも含まれる機能性成分が、医療レベルでも認められていることの証明でもあります。

EPAのすごい働き

  • 中性脂肪の合成を抑える。
  • 血液を固まりにくくし、血流を良くする。
  • 血管の壁を柔軟に保つ。

サプリメントと処方薬の違いは?

「じゃあ、市販のサプリメントでもいいの?」という疑問が湧くと思います。
基本的には「純度」と「含有量」が違います。

  • 処方薬(EPA製剤):純度が非常に高く、酸化防止処理が厳密。保険適用には数値の基準がある。
  • サプリメント:食品扱い。手軽に買えるが、含有量は商品による。

まだ薬を飲むほどの数値ではない(治療域ではない)けれど、将来のために予防したいという方は、まずは食事や高品質なサプリメントでEPAを摂取することから始めるのが賢い選択です。

薬に頼る前に…今日からできる「食事の処方箋」

薬は強力な味方ですが、生活習慣が乱れたままでは効果も半減します。
薬物療法を回避するため、あるいは薬の効果を高めるために、以下の食材を積極的に摂りましょう。

中性脂肪を下げる4大食材青魚(サバ・イワシ) 天然のEPA・DHAの宝庫。週に3回はメインのおかずにしましょう。 大豆製品(納豆・豆腐) 植物性タンパク質が代謝を助けます。肉の代わりに取り入れて。 海藻(わかめ・メカブ) 水溶性食物繊維が、余分な脂質の吸収をブロックします。 野菜(食物繊維) 血糖値の急上昇を抑え、中性脂肪の合成を防ぎます。

絶対に避けるべき「3つの過剰」

逆に、どんなに良い薬を飲んでいても、以下の3つをやめなければ数値は下がりません。

  • アルコールの飲み過ぎ
  • 果物(果糖)の食べ過ぎ
  • お菓子・ジュース(単純糖質)の摂りすぎ

まとめ:薬は「お守り」。主役はあなたの生活習慣

中性脂肪を下げる薬について解説しました。
要点を振り返ります。

記事のポイント

  • 薬には「フィブラート系」「ニコチン酸系」「EPA製剤」などがある。
  • EPA製剤は「魚油」由来で、血液サラサラ効果も期待できる自然派の薬。
  • 薬を飲んでも「食事・運動」をおろそかにしてはいけない。
  • 予防段階なら、サプリメントでのEPA摂取も有効な手段。

「薬を飲むこと」=「負け」ではありません。
しかし、薬だけに頼って生活習慣を変えないのは、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。

まずは、「今夜の夕食を青魚にする」「EPAサプリを試してみる」といった、薬以外の選択肢も積極的に取り入れてみてください。
その前向きな行動が、薬の量を減らし、最終的には薬いらずの体を作る近道になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学卒業後、総合病院に勤務しその後、地域密着型の調剤薬局へ転職し、生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)や在宅医療・地域医療連携にも力を注いでいる。

患者さま一人ひとりに合った安全で効果的な情報を提供し、日々の健康維持をサポートすることを心がけています。地域の皆さまの健康に貢献してまいります。

目次