中性脂肪の数値を下げる食事と食品について
中性脂肪を下げるためには
適度な運動が効果的なのはご存知だと思いますが、
なかなか運動を習慣化することは難しいので、
日々の食事のとり方や
中性脂肪を下げる効果のある食品で
数値改善を目指す方が現実的な対策だといえます。
中性脂肪を下げる効果のある食品を
毎日の食事に積極的に取り入れていきましょう。
中性脂肪を下げる食品
- 青魚
- オリーブオイル
- 野菜類
- 海藻類
- キノコ類
- 豆類
青魚
善玉コレステロールを多く含み、
中性脂肪を下げる食品として
一番最初にあげられるのは、
鰯(いわし)・鯵(あじ)・鯖(さば)
などの青魚と言われる魚です。
これらの青魚は脂肪に含まれる
「エイコサペンタエン酸」
「ドコサヘキサエン酸」
と言う脂肪酸が中性脂肪の合成を抑え、
肝臓から血液へ中性脂肪が分泌されるのを
抑える働きがあるといわれている優れものです。
青魚に限らず、
魚類は中性脂肪を下げるのに効果的な食品とされています。
オリーブオイル
また中性脂肪を下げる食材だけでなく
調味料にも注意を払いましょう。
サラダ油、ごま油、紅花油と
いろいろなオイルが販売されていますが、
中性脂肪を減らす為には、
いためるときの炒め油や
サラダなどにかける為のドレッシングなどで使用したいのが、
「オリーブオイル」です。
オリーブオイルには必須脂肪酸と言われる
体内では作り出すことができない
リノール酸と言う成分が豊富に含まれています。
善玉コレステロールを増加させ、
中性脂肪を下げる作用を持っているといわれています。
オリーブオイルをベースにすると
おいしいドレッシングがたくさん手作りできます。
ただし、「オイル」ですので、
とりすぎには十分に注意しましょう。
野菜類、海藻類、キノコ類、豆類
食物繊維が豊富な食材や野菜にも
中性脂肪を下げる効果があります。
食物繊維を多く含む野菜類、海藻類、
キノコ類、豆類などは、
中性脂肪や糖質を吸着して、
一緒に排せつしてくれる働きがあります。
合わせて、食物繊維が水分を吸収し
お腹の中でふくらみ、少しの量でも
意外と満腹感を得られるため、
食べ過ぎや高カロリー摂取、
糖質などのとりすぎを防ぐ事ができます。
わかめやキノコたっぷりのサラダに
オリーブオイルベースで作ったドレッシングをかけて食べれば、
中性脂肪を下げる為にものすごく効果がありそうです。
中性脂肪を下げる食事のとり方
中性脂肪を下げる食事のとり方ですが、
基本的なことですので、当たり前のことになりますが、
ゆっくりよく噛んで食事をして、
食べる量を少なくすることが基本になります。
ゆっくり食べると
血糖値の上昇が緩やかになるので
中性脂肪の数値も上がりにくくなります。
あとは炭水化物を食べ過ぎないようにします。
糖質は中性脂肪の数値を高くしてしまいます。
ですので、ご飯やパン、麺類は少なめにして
食事のときに飲むものは水やお茶などにしましょう。
スポーツドリンクや炭酸飲料の中には
かなりの量の砂糖が含まれているので
食事のときだけでなく、
日常生活ではなるべくとらないようにしましょう。