体内の中性脂肪を減らすためには、
食生活を改善することが大切です。
中性脂肪の予防・改善に、
普段よく食べる機会のある食材では
大根、緑茶が中性脂肪の改善には効果的です。
中性脂肪を下げる食材:大根
大根は、お味噌汁の具に利用したり、
煮物、千切りにしてサラダに入れたりと、
いろいろな調理法で食べることができます。
いつも食べている大根は、
肥大化した根の白い部分を食べています。
大根の葉っぱにはβカロテン、ビタミンC、
ビタミンK、葉酸などのビタミンや
カリウム、カルシウムなどミネラルも
多く含まれていて、いろいろな栄養素が含まれています
普段大根を購入するときに
スーパーなどでは、大根の葉っぱを取り除いた
根の部分だけで販売しているところが多く、
八百屋に行くと、葉っぱが付いたものが、
販売されているところが多いようです。
大根の葉は、葉に栄養が多く含まれていて、
炒めたり、乾燥してふりかけにすると、
保存食としてもおいしくいただけます。
焼き魚を食べるときに
一緒に食べるすりおろし大根には、
ジアスターゼという消化酵素が含まれています。
ジアスターゼは、胃腸の消化作用を促進して、
胃酸をコントロールして
胃もたれや胸やけを防止する働きがあります。
大根には中性脂肪を低下させて
体脂肪の蓄積を抑制する作用があります。
大根独特の辛味成分であるイソチアシアネードが、
中性脂肪の元となる脂肪を抑える働きがあると言われています。
なお、カイワレ大根は大根の種をまいて
発芽直後の胚軸と子葉の状態のものです。
中性脂肪を下げる食材:緑茶
緑茶にも中性脂肪を下げる働きがあります。
毎日の飲んでいる緑茶には、
カテキンという成分が含まれていますが、
カテキンは血中脂質を正常化して、
動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防する効果があります。