中性脂肪の数値を知る為には、血液検査を受ける必要があります。食事によって数値が左右されてしまう中性脂肪の数値を正確に知るには、空腹時に検査を受ける必要があります。健康診断などで前日の9時以降は飲食禁止です。と言われるのは、このような検査で正確な数値を測定する為です。忠告を破って飲食をしてしまった方は数値が正確ではないので参考にしないほうが良いと思いますよ。
中性脂肪の基準値・正常値とされている範囲は40〜130mg/dlとされています。中性脂肪が多すぎることばかりが問題視されていますが、下限の基準値があるということは、少なすぎても問題が生じると言う事を覚えておきましょう。上限の基準数値を超え150mg/dlいじょうの数値が測定されると、中性脂肪の問題だけでなく「高脂血症」と診断され、医師の指導の元治療が必要とされています。
中性脂肪の基準数値は40〜130mg/dlと幅広く設定されていますが、痩せ型で良く身体を動かしている人が下限数値に近く、年齢も中年に入り、日常で身体を動かす事も殆んど無く、お酒が大好きでと言う方が上限の数値に近いと考えられます。
もちろん体型や食生活、職種などによっても変わってくる為一概に決めつけることはできませんが、もし、ご自身があまり運動もしないし体も動かさないけど、食事は確かに油っこいものが好きでお酒も良く飲むな・・・と言う方は一度きちんと数値を測定してみるといいかもしれませんね。
中性脂肪の下限の基準40mg/dlを超え30mg/dl前後になると、今度は中性脂肪がひくすぎる為、原因を探る為に検査が必要になります。中性脂肪といっても生命の維持に必要な成分を含んでいる為、少なすぎてしまうことで生命の危機を脅かす存在となってしまうのです。無理なダイエットや忙しすぎて食事がきちんと取れていない方は、栄養不足により、かなり低い数値が出てしまう事もあるようです。ご自身の中性脂肪の数値は基準値内ですか?