中性脂肪が増えると何故身体に悪いのか

中性脂肪とは身体の中にある
中性脂質、リン脂質、糖脂質、ステロイドという
4種類の脂質の1つです。

中性脂肪は炭水化物や砂糖等の糖質と
動物性脂肪を主な原料とし、
肝臓で作られます。

食事でこれらを取り過ぎたり、
運動不足で消費されないと
体内に脂肪として蓄積されてしまうのです。

原因として食べ過ぎの他に
過度な飲酒、加齢、ストレス、タバコもあげられます。

お酒を飲み過ぎるとお酒が代謝される時に
中性脂肪の合成を促進してしまいます。

お酒を飲みながらダラダラと
味の濃い物や油っこい物を食べる行為が
一番中性脂肪を溜めやすいと言われています。

中性脂肪は肝臓で作られていますので
休肝日を設ける事が大事になります。

また加齢は男性が30代以降、
女性は閉経後の40代から50代にかけて
急激に中性脂肪を溜めやすくなり、
肥満に移行するといわれていますので注意が必要です。

では、中性脂肪が蓄積されるとどうなるのでしょうか。

中性脂肪が身体に蓄積されると
体重が増え、肥満になります。

肥満になると身体を動かすのが億劫になります。
そうすると益々動かなくなり、
肥満傾向が強くなります。
その結果、生活習慣病を誘発してしまうのです。

生活習慣病とは糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、
脳卒中等事で、生活の不摂生が主な原因です。

命の危険にもさらされてしまう怖い病気ですので、
普段の生活見直し、早い段階で
中性脂肪を減らしておくのが理想的です。