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中性脂肪が招く症状・病気

中性脂肪と動脈硬化

中性脂肪は動脈硬化に大きく影響しています。中性脂肪そのものが動脈硬化の原因になったり、中性脂肪それ自体がコレステロールのように血管壁に沈着して血液の流れを悪くすることはありません。しかし中性脂肪は間接的に動脈硬化を進行させ、動脈硬化ができやすい環境を作る因子になります。中性脂肪が血液中に増えると、コレステロールを小さくして血管壁に沈着させやすくし、血管内腔に貯まったコレステロールや老廃物を取り除く […]

中性脂肪と不妊

中性脂肪は多すぎても少なすぎても不妊に影響してきます。 中性脂肪と不妊の関係 不妊の原因にはホルモンバランスの乱れ、 プレッシャーやストレスといった心因的なものを含め、 人それぞれ様々考えられますが、 体の冷えは赤ちゃんをできにくくしている要因のひとつになります。 冷え性が妊娠に影響する 最近では20~30代の妊娠適齢期の女性でも慢性的に冷え性を抱える人が多く見られます。体の冷えは、血液の流れが悪 […]

中性脂肪と肥満

中性脂肪はいわばエネルギーの貯蔵庫。食べすぎによる脂質や糖質の摂り過ぎ、運動不足によるエネルギー消費が不充分な状態が続くと余った脂質、糖質も肝臓で合成されて脂質となり、皮下や内臓に貯えられます。 肥満とは正常な状態に比べて体重が多い状態、あるいは前述したよう中性脂肪が細胞組織に過剰に蓄積された状態を言います。肥満の判定は、身長あたりの体格指数(BMI)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出さ […]

中性脂肪と蕁麻疹について、中性脂肪による脂質異常症?

中性脂肪が非常に高い値を示す 脂質異常症では、発疹性黄色腫ができます。 中性脂肪による発疹性黄色腫 発疹性黄色腫は蕁麻疹のような症状が特徴 中性脂肪による発疹性黄色腫はいわば脂肪のかたまりで、 全身特に胸、背中、おしり、おなかに 約2~3mm大のニキビや蕁麻疹のような黄色っぽいぶつぶつができ、 その周りは赤くなります。 この蕁麻疹のよう発疹は胸や背中に出やすく、 お尻やおなかに出る場合もあります。 […]

中性脂肪とめまい

中性脂肪値が高いというだけでは大きな病気ではありません。軽症であれば自分で改善も可能で特に食事生活の見直しにより改善が見られます。血液中の中性脂肪で気をつけなければならない大きな理由は、中性脂肪が招く生活習慣病、動脈硬化、高血圧症を引き起す原因となるためです。動脈硬化や高血圧で促される血液・血管の不健康は、現段階で普段の生活に支障をきたしていなくても徐々に生活習慣病を慢性化させ、ひいては脳梗塞、心 […]

中性脂肪と脳梗塞

脳梗塞は、脳の血管が細く動脈硬化を起こしているところに血栓(血のかたまり)が詰まることで発症します。血管が詰まることで血液が流れず、その先の脳細胞や脳組織に栄養や酸素が供給されず、脳細胞は死んでしまいます。早期発見や軽症の場合もありますが、重い症状の場合には発症部位により言語障害、運動障害、麻痺や意識不明に陥ることもあります。 脳梗塞の引き金となる動脈硬化と血栓は中性脂肪と非常に関係性があります。 […]

中性脂肪と頭痛

頭痛は誰もが経験する症状のひとつですが、日頃から血液中の中性脂肪が高い人は、動脈硬化、その進行による脳腫瘍やくも膜下出血の前兆が考えられます。自己判断せず早めに医師に相談し適切な処置や検査を受けましょう。 動脈硬化、脳腫瘍やくも膜下出血などの脳疾患が疑われる場合、その頭痛は脳にむくみが生じてあらわれる痛みです。腫瘍や出血が起こると脳血管が拡張・圧迫され血液中の水分が脳組織に流入し、脳の体積が増えま […]

中性脂肪と腎臓

中性脂肪と腎臓の関係には、腎臓疾患による中性脂肪の異常な上昇が生じるケースと、中性脂肪による動脈硬化が腎不全、腎疾患を引き起しているケースがあります。 腎臓疾患による中性脂肪の異常な上昇が生じるケース ネフローゼ症候群 腎臓の主な機能は「尿をつくる」ことですが、ネフローゼ症候群を発症すると、健康時には血液中にとどまるタンパク質が尿中に流入し体外へ排出されてしまいます。血液中のタンパク質が少なくなる […]