中性脂肪が原因で起こる頭痛
まず中性脂肪が原因で起こると
考えられる頭痛は脳梗塞と脳出血です。
脳梗塞と脳出血が原因であれば、
命にかかわる可能性もあるので、
早急な対処が必要です。
ただし少し頭が痛いというような頭痛であれば、
中性脂肪が原因とは考え難い頭痛でしょう。
脳梗塞であれば、頭痛を自覚する前に
倒れてしまうことが多いでしょうし
脳出血も突然の頭痛からはじまり、
運動麻痺や言語障害、
意識がはっきりしないなど、
さまざまな症状が起こります。
突発的な頭痛でないのであれば、
中性脂肪が頭痛の原因である可能性は
低いと考えられます。
普段気になる痛みが続いているような
慢性的な頭痛であれば、
中性脂肪の数値が高いこととの関連性は
あまりないのですが、
頭痛は気になると
他の事に集中できなかったり
生活への影響が大きいので
早めに医師に相談するのが賢明です。
病院で医師に相談し、
中性脂肪とは関係ないことがわかれば
頭痛ろの関連性については
安心することができます。
慢性頭痛は偏頭痛や緊張型頭痛、
群発頭痛などがあり、
基本的には原因となる病気がない場合は
頭痛自体の治療になります。
慢性頭痛であれば、
中性脂肪の数値とは関係ない可能性が高いですが、
もし普段と違うような頭痛を感じたら
すぐに病院を受診しましょう。
頭痛に関しては病気が原因でおこっていたり
生活に支障がでたりするので、
中性脂肪が原因でなくても
自覚症状があれば自己判断せずに
早めに医師に相談し適切な処置を受けましょう。
中性脂肪が原因となる頭痛について
中性脂肪が原因となる頭痛は
血中の中性脂肪が増えることで
血液がドロドロになり
身体の中に血栓ができやすくなります。
身体の中で血栓ができ、
脳の血管で詰まると、脳梗塞になります。
血液のドロドロになって
さらに動脈硬化などであれば、
血管がもろくなっているので傷つきやすくなり、
脳出血を引き起こす要因になります。
中性脂肪が高くなると、
動脈硬化もですが、
高脂血症(脂質異常症)なども
起きやすくなります。
中性脂肪の数値が高ければ
やはり早めに改善しておいた方がよいでしょう。
突然起こる激しい頭痛については
危険な頭痛であることがあるので、
早い処置が必要になります。
血液がドロドロの状態でも
自覚症状があまりないため、
脳卒中や心筋梗塞などになると
突然死や死を免れても、
半身麻痺などの重い障害が残る場合があります。
中性脂肪が高い状態を放置しておくと
後々大きなリスクとなるので
早めに数値を改善することをおすすめします。
中性脂肪を下げる方法
中性脂肪を下げる方法は
基本的に適度な運動と食習慣の見直し
アルコール摂取を減らすなどになります。
適度な運動をすれば、脂肪が燃焼されて、
中性脂肪の低下に良い影響があります。
また身体の代謝があがるので、
脂肪燃焼と同時に中性脂肪が、
つきにくくなる身体になっていきます。
できれば週3日、
1日20分から30分続けられると理想です。
食生活も、中性脂肪に効果があるとされる
青魚や海藻類、野菜類、根菜類などの食材を
食事の中に取り入れていきましょう。
中性脂肪を薬で減らすこともできますが、
薬は費用も高く、一生やめられなくなります。
中性脂肪は食生活の見直すことで、
数値の改善が期待できますし、
日頃からの自分の健康に対する意識で
予防することができます。
規則正しい生活をおくって、
バランスの良い食生活が、
中性脂肪の対策としては基本となりますが、
サプリメントや栄養補助食品で
中性脂肪コントロールする方法もあります。
EPA、DHAが含まれたサプリメンとは
血栓を作る原因となる血小板凝集を
抑制する効果が期待できます。
まず生活習慣を見直すことが重要ですが、
予防のためにサプリメントを
活用してみるのもひとつの方法です。
日ごろの食生活、運動習慣と合わせて
サプリメントなども含め
自分に合った中性脂肪を下げる方法を
実践していきましょう。