中性脂肪が低い原因について
中性脂肪の数値が低くても多くの場合、健康上の問題は少ないようですが、病気が原因の場合もあるので、心配な方は中性脂肪が低い原因を知り必要であれば医師に相談しましょう。中性脂肪の基準値は30~149mg/dLで、29mg/dL以下であれば低中性脂肪症と診断されます。
食生活や運動など生活習慣が原因
中性脂肪の数値が低くなる原因と多くは、過度なダイエットが影響していることが多いようです。
ダイエットなどが原因で極端な少食などの場合、中性脂肪が低い原因となります。極端な偏食も中性脂肪の数値を低くする原因です。
普段から食事は栄養バランスを考えて、中性脂肪の数値が低くならないように肉や乳製品などを摂取するようにしましょう。
遺伝など体質が原因
中性脂肪が低い原因として、遺伝的なものや体質が影響しています。
家族に痩せている人が多かったり、中性脂肪の数値が低い人が多い場合は遺伝的な体質が中性脂肪が低い原因となります。
病気が原因
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などが原因で中性脂肪の数値が低くなったりします。
バセドウ秒の影響で新陳代謝が活発になると体内の中性脂肪が多く消費されます。
あと肝臓が正常に機能していない場合中性脂肪の数値に影響が出る場合があります。
中性脂肪が低いことで体にどのような影響があるか
中性脂肪は体を動かすエネルギー源になります。また中性脂肪は外気から体を守り体温を保つと共に、内臓や骨などを保護するクッションのような働きをして体を守っています。
ですから中性脂肪の数値が低くなるとエネルギーが少なくなり、体温の調整や内臓の保護などに影響が出ることになります。寒さに弱くなったり、疲れやすくなってしまいます。
中性脂肪が低いと疲労感が増す
中性脂肪は体を動かすエネルギー源ですので、エネルギーが足りないと疲れやすくなったり、脳にも栄養がとどきにくくなり頭が働かなくなったりすることがあります。疲れやすかったり、体力の低下を感じているのであれば中性脂肪の不足が影響している可能性もあります。
中性脂肪の数値は低すぎても良くないので、食生活を見直しバランスの良い食事を心がけましょう。
中性脂肪が低い場合の対応方法について
低中性脂肪血症の対処方法
中性脂肪が低い原因でもふれたように、多くの場合過度なダイエットや偏食が原因であることが多いので、食生活を見直すことが重要です。栄養バランスを考えて1日3食しっかり摂取するようにしましょう。